【四字熟語】
雲容烟態
【読み方】
うんようえんたい
【意味】
空の様子がさまざまに変化するさま。
【語源・由来】
「烟」は煙・霞・もやのこと。「雲烟の容態」の意で、雲や霞の姿・形が変化するさまをいう。
【典拠・出典】
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雲容烟態(うんようえんたい)の使い方
今日はさわやかですごく良い天気よね
うん、昨日までの雨もあがって、気持ちの良い朝だったね。こんなに清々しい天気も珍しいよ
早起きしたんだけど、空を見上げたら朝焼けに雲が光っていて、雲容烟態がきれいだったのよ
それって得した気分になるよね。ぼくは朝寝坊だから無理かなあ。ちょっと損した感じだよ
雲容烟態(うんようえんたい)の例文
- 私は絵を書くのが趣味なのだが、先日見上げた空の雲容烟態が忘れられず、何度も描こうとしたのだがうまくいかなくて、もどかしい。
- 嫌なことがあっても、晴れた空なら雲容烟態をながめて気をまぎらわすことができる。
- 雲容烟態のさまを見ていると、自然の雄大さを身近に感じられて、自分の悩みごとがちっぽけで取るに足らないように思える。
- 子供の頃から空を見るのが大好きで雲容烟態を楽しんでいたが、変わった子だと周囲から言われていた。
- その投稿動画には、画面いっぱいに広がる雲容烟態が映っていて、私はひと目で気に入ってしまった。
まとめ
「烟」は霞を、「容」や「態」は姿や様子を表すことから、雲容烟態(うんようえんたい)は雲や霞などの空の様子が様々に変化することを表す言葉となりました。初夏や晩秋のころ、遠く空には霞がかかり、雲が流れてとてもきれいなことがあります。そうした風景に出会うと、なにか得したような良い気分になります。嫌なことがあっても気晴らしになるので、この季節は雲容烟態(うんようえんたい)を求めて空を眺めてみるのもよいでしょう。