迂直之計【うちょくのけい】の意味と使い方の例文

【四字熟語】
迂直之計

【読み方】
うちょくのけい

【意味】
迂回することで敵を油断させて、その隙に敵に先んじて到着する戦法。

【由来】
孫子の兵法三十篇の「軍争」篇より
「その途を迂にして、これを誘うに利をもってし、人に後れて発し、人に先んじて至る」
一見戦場に遠い迂回路を取り、敵に有利に見せかけて油断させ、敵の後に出発しながらも敵に先んじて到着する。


迂直之計(うちょくのけい)の使い方

ともこ
ちょっと、どこ行くのよ! 道を逸れたりしたら前の車を見失っちゃうじゃない!
健太
大丈夫、このまま行くとあいつらは信号で捕まる。こっちの脇道は信号がないし、こんな夜中に走ってる車もほとんどいないんだ。先回りしてやる。
ともこ
迂直之計ってわけか。こっちが見えなくなれば油断するわね。
健太
おう! あの当て逃げ野郎、とっ捕まえてやるぞ!

迂直之計(うちょくのけい)の例文

  1. 状況を把握し先を読むことのできる人は往々にして冷静で落ち着き払っているので、側から見るとのんびりとして緊張感に欠けるように思えることもある。迂直之計というように、こうした様子に周りが油断している間に確実に物事を進めて行くのだ。
  2. 目的地を目指すものは大抵、まず最短の道を取るだろう。ライバルがいれば皆必死で先を目指す。しかしライバルを引き離しその姿が見えなくなると、ついつい油断が生じてペースを落とすことがある。目的地へ向かう道は一つとは限らないのだ。迂直之計を知る者が、他の油断を誘うために脇道を猛進していることを忘れてはならない。
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