美辞麗句の意味
【四字熟語】
美辞麗句
【読み方】
びじれいく
【意味】
巧みに美しく飾った言葉。うわべだけ飾った内容の乏しい、また真実味のない言葉の意。
つまり、「めっちゃキレイに言葉を飾って表現する」ってことやな。
なんか、話してるだけで絵画みたいに美しい、そんな感じの言葉やな。
これは、「言葉で美しい景色を描く」ってことを教えてくれるわけやね。
なんか、話してるだけで絵画みたいに美しい、そんな感じの言葉やな。
これは、「言葉で美しい景色を描く」ってことを教えてくれるわけやね。
【典拠・出典】
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美辞麗句(びじれいく)の解説
カンタン!解説
「美辞麗句」っていうのは、表面だけきれいに飾った言葉を言うんだよ。「美辞」は美しく飾った言葉、「麗句」はきれいな言葉って意味だよ。でもね、この言葉、ちょっと注意が必要なんだ。だって、実は内容があまりなかったり、本当のことを言ってないような言葉を指すことが多いんだよね。
だから、「美辞麗句」はたとえば、人をだまそうとするときや、自分をよく見せようとするときに、うわべだけ綺麗な言葉を並べ立てることを指すんだよ。
例えば、「彼は美辞麗句を並べ立てる」って言ったら、その人がただきれいな言葉ばかり使って、本当のことを隠しているかもしれない、ってことを表してるんだよ。だから、美辞麗句を使う人がいたら、ちょっと注意して聞いてみてね。
美辞麗句(びじれいく)の使い方
ともこちゃん、今日もきれいだね。春の柔らかな日差しの下で咲く可憐なさくらの花のようだよ。
そんな見え透いた美辞麗句で褒められてもうれしくないわ。
美辞麗句じゃないよ。本当にそう思っているって。だってともこちゃんは僕の宿題を助けてくれる天使のような・・・。あっ。
やぱり、美辞麗句で褒めて宿題を見せてもらおうと思っていたんじゃないの。
美辞麗句(びじれいく)の例文
- 彼らが集まるパーティは、美辞麗句の駆け引きが習慣化しているから行きたくありません。
- どんな美辞麗句で飾り立てようと、責任のがれの言い訳でしかないのです。
- 美辞麗句をいくら並べても、心に誠がなければ相手の心に届きません。
- 権力者の美辞麗句にだまされないほうがいいでしょう。
- CMというのは美辞麗句ばかりで信用できない。
美辞麗句の文学作品などの用例
- 多分彼は評文の中に空疎な美辞麗句を織り込んだものに相違ない。<石坂洋次郎・若い人>
- ぼくの番になったら、美辞麗句を連ね、あなたに認められようと思っていたのに、恥かしがり屋のぼくは、口のなかで、もぐもぐ、姓と名前を言ったら、もうお終いでした。〈田中英光・オリンポスの果実〉
言葉を美しく彩るという意味があるんだ。