著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

野無遺賢【やむいけん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
野無遺賢

「野に遺賢無し」とも読む。

【読み方】
やむいけん

【意味】
すぐれた人物はすべて官について民間に残っていない。人材が集まって正しい政治が行われていることをいう。

【語源・由来】
「野」は民間の意。

【典拠・出典】
書経」大禹謨

野無遺賢(やむいけん)の使い方

ともこ
日本が野無遺賢だと自信を持っていえるようならいいんだけど。
健太
お金に汚い官僚ばかりだよね。
ともこ
官僚の国家試験を改善すればいいのに。
健太
そうだよね。もっと善意の優秀な人が集まるようにしてほしいよね。

野無遺賢(やむいけん)の例文

  1. 安定している国は、たいてい野無遺賢なんだ。
  2. 野無遺賢となるように、試験の難易度をあげた。
  3. よい国にするには、野無遺賢となる必要がある。
  4. 野無遺賢であるこの国は安泰だ。
  5. この国は野無遺賢というから、官僚じゃない僕たちは無能なのかと邪推してみた。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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