【四字熟語】
十年磨剣
【読み方】
じゅうねんまけん
【意味】
長い期間武術の修練を積むこと。また、武術の修練を積み、力を発揮する機会を待つこと。十年の間、一振りの剣を磨くという意味から。「十年、一剣を磨く」を略した言葉。
【典拠・出典】
賈島「剣客」
十年磨剣（じゅうねんまけん）の使い方
健太くん。聞いた？東京でオリンピックが開催されて、しかも空手道がオリンピックの種目に追加されたんですって。
うおー。十年磨剣、努力し続けてきた甲斐があった。ようやく僕の努力が日の目を見る時が来たよ。
ずっとオリンピックに出たいって言っていたもんね。
オリンピック選手の孫を持つことが、おばあちゃんの夢だったんだ。絶対金メダルをとってくるよ。
十年磨剣（じゅうねんまけん）の例文
- 上杉謙信は、武田信玄を討つために十年磨剣してきました。
- 十年磨剣のように、いざという時に備えて努力を怠ってはいけません。
- 私は、いつか役に立つ日が来るかもしれない、十年磨剣だと思って、勉強を続けてきました。
- 物理って何のために勉強するのかって、十年磨剣、いつか来るその日のために学ぶんだよ。
- きっと健太くんと剣を交えるこの日のために、十年磨剣してきたんだと思いました。
