【四字熟語】
牽強付会
【読み方】
けんきょうふかい
【意味】
自分の都合のいいように、強引に理屈をこじつけること。
【語源・由来】
「牽強(けんきょう)」も「付会(ふかい)」も、道理に合わないことを無理矢理こじつけるということ。
「牽強附会」「牽強傅会」とも書くことがある。
【典拠・出典】
『朱子全書』「学」
【類義語】
・牽強付合(けんきょうふごう)
・漱石枕流(そうせきちんりゅう)
・付会之説(ふかいのせつ)
・郢書燕説(えいしょえんせつ)
・堅白異同(けんぱくいどう)
・堅白同異(けんぱくどうい)
・断章取義(だんしょうしゅぎ)
【英語訳】
twist an argument.
牽強付会(けんきょうふかい)の使い方
公園で犬の散歩をしていたときに、可愛らしい女の子に出会ったんだ。
その子は、着物姿じゃなかったかしら。
そうなんだ。きっとすごくおしとやかで、やさしい女の子だと思うよ。
健太くん、牽強付会は良くないわ。公園で出会ったのは、わたしよ。
牽強付会(けんきょうふかい)の例文
- 彼は牽強付会をするところがあるから、あまり信用できないんだ。
- 牽強付会ばかりしていると、人から敬遠されてしまうよ。しっかり物事を見極めることが大切だ。
- 信じたくない気持ちはわかるけれど、都合の悪いことを全て牽強付会していてはいけないよ。
- 母はなんでも牽強付会をするので、家族はみんな混乱してしまって、とても迷惑だ。
- 君は牽強付会ばかりしていて、人の都合は考えないのか。
まとめ
牽強付会というように、自分の都合のいいように、強引に理屈をこじつけていては、人に信頼されなくなってしまうのではないでしょうか。
自分の都合のいいようにしたいと思うことが、あるかもしれません。
しかし、しっかりと事実を見つめることも、大切なのではないでしょうか。
牽強付会ばかりしないように、心がけたいものですね。