一韻到底の意味(語源由来)
【四字熟語】
一韻到底
【読み方】
いちいんとうてい
【意味】
古詩の韻の踏み方のひとつで、同一の韻を最初から最後まで用いること。
「一韻到底」という四字熟語は、古詩で使われる表現法の一つで、詩の最初から最後まで同じ韻(音)を使うことを表すんだよ。
なるほどな、それはつまり、「最初から最後まで一緒の音を使って詩を作る」ってことやな。
最初から最後までずっと同じ音で詩を作り上げるんやで。
これは、「ずっと一貫したスタイルで何かを作ることの大切さ」を教えてくれる言葉やね。
最初から最後までずっと同じ音で詩を作り上げるんやで。
これは、「ずっと一貫したスタイルで何かを作ることの大切さ」を教えてくれる言葉やね。
【語源・由来】
「到底」は始めから終わりまで一貫しての意。韻をふむことは漢詩の技巧の一つ。詩の響きを美しくするため一定の句末に同じ響きをもつ字を配するもの。
【典拠・出典】
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一韻到底(いちいんとうてい)の解説
カンタン!解説
「一韻到底」っていうのは、詩を作るときの一つの方法で、詩の最初から最後まで同じ韻(つまり、同じ音)を使って詩を作ることを指すんだよ。
「到底」は、最初から最後までずっと同じという意味だよ。これは古い詩を作るときの一つのテクニックで、詩の韻をきちんと踏むことによって詩がきれいに響くようにするんだ。
詩には、特定の部分で同じ音がくるようにする、というルールがあるんだ。これを「韻を踏む」と言うんだよ。それを使って、詩全体が一つの音でまとまるように作るのが「一韻到底」だね。これによって詩がより美しく、心地よく響くようになるんだよ。
一韻到底(いちいんとうてい)の使い方
うーん。俳句って難しいなあ。
きれいな言葉でよもうとするとむずかしいから、まずは一韻到底を目指してよんでみたらどうかしら。
「さくらさく まんかいにさく えがおさく」とか?
一韻到底出来ているわね。その調子でどんどん考えてちょうだい。
一韻到底(いちいんとうてい)の例文
- お気楽、極楽、喜楽は健太くんが好きな一韻到底した言葉です。
- 一韻到底とは異なり、途中で韻をふむ言葉を変えることを「換韻」といいます。
- 一韻到底を作って見なさいと先生に言われて、健太くんは「インテル、入ってる」と答えました。
- 一韻到底、「ケインコスギ、まゆげ濃すぎ、ひげ濃すぎ」とラップのように健太くんが叫んでいました。
- 一韻到底、イギリスの子守歌、マザーグースの歌でも韻を多用しているので、韻をふむのは世界共通のようです。