大言壮語の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
大言壮語
【読み方】
たいげんそうご
「だいげん」や「たいごん」などと読まないこと!
【意味】
おおげさに言うこと。実現しそうにもないことや威勢のいいことを言うこと。
実力以上の大きなことを言うこと。大袈裟な言葉。
つまり、「自分はすごいことができるって大げさに言うけど、実はそんなことない」ってことやな。
口ばっかりで、実際にはそこまですごくないんやな。
これは、「行動が言葉を証明する」ってことを教えてくれるんやで。
口ばっかりで、実際にはそこまですごくないんやな。
これは、「行動が言葉を証明する」ってことを教えてくれるんやで。
【語源・由来】
「大言(たいげん)」とは、大げさにいうこと。「壮語(そうご)」とは、威勢よく言う、偉そうな言い方、という意味。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・放言高論(ほうげんこうろん)
・壮言大語(そうげんたいご)
・針小棒大(しんしょうぼうだい)
【英語訳】
big talk
boasting
bragging
big-mouthed
例文 その政治家は単に大言壮語する人物だっただけだと判明した。
The politician turned out to be a mere big-mouthed person.
大言壮語(たいげんそうご)の解説
カンタン!解説
「大言壮語」っていうのは、大げさなことを言ったり、できそうにもないことや自慢っぽいことを言うことを表すんだよ。要するに、自分が何かすごいことをやるって言って、でも実際にはそういうことを全然やらない、という状況を指すんだよ。
「壮語」っていうのは、元気よく言う、自慢っぽい言葉って意味だよ。
たとえば、「大言壮語する癖がある」というときは、その人がよく大げさなことを言う、または、できそうにもないことを言って、でも実際にはそんなことをしないというクセがある、ってことを表しているんだよ。
だから、自分ができることを大げさに言ったり、実際にはできないことをやるって言うのは、「大言壮語」ということになるんだね。でも実際には、言うだけじゃなくて行動に移すことが大事だよね。
大言壮語(たいげんそうご)の使い方
いよいよ明日だね!明日の試合は本当に重要な試合になるね。
今まで一度も勝ったことない相手だけど大丈夫?
今まで一度も勝ったことない相手だけど大丈夫?
絶対大丈夫だよ。
相手は連戦で疲れているし、エースが体調不良らしいし、楽勝だよ!
コールドゲームで勝利間違いないね!
相手は連戦で疲れているし、エースが体調不良らしいし、楽勝だよ!
コールドゲームで勝利間違いないね!
それは大言壮語だよ!
今まで一度も勝っていない相手なのに・・・。
本当に心配!
今まで一度も勝っていない相手なのに・・・。
本当に心配!
平気平気!早く寝て、明日の試合に備えようっと!
大言壮語(たいげんそうご)の例文
- 身のほど知らずに大言壮語することで敢えて自分に興味を持ってもらうようにすることが彼のいつものやり方です。
- 新大統領が国境すべてに巨大な壁をつくると大言壮語しているようだ。
- まじめな人が大言壮語な人に簡単にだまされて未公開株を買ったらしいよ。
- 大言壮語は一概には悪いことではなく、自分の可能性を切り開くために必要なことなんだ。
- 新しく入社した人の方が部署に配属されたけど、大言壮語な肩書きで就任したようです。
- 当時は信用できず大言壮語な人だと思っていたけど、目標にまっすぐな姿勢を貫いて社長にのぼりつめた。
- 金メダルを取ってみせると大言壮語する
口だけで力強いことを言うけど、実際の行動にはそれが反映されない、という状況を描いているんだ。