一挙一動の意味(語源由来・類義語・英語訳)
【四字熟語】
一挙一動
【読み方】
いっきょいちどう
【意味】
手を上げたり、体を動かしたりするという意味から、ちょっとした動作や振る舞い。一つ一つの動作や行動。
なるほどな、それはつまり、「ちょっとした動きや態度もすべて」ってことやな。
微妙な身振りや、ささいな行動も全て含まれるんやな。
これは、「自分の動きや態度は全てが他人に伝わる」って教えてくれる言葉なんやで。
微妙な身振りや、ささいな行動も全て含まれるんやな。
これは、「自分の動きや態度は全てが他人に伝わる」って教えてくれる言葉なんやで。
【語源・由来】
立ち居振る舞い、動作を意味する「挙動」を分け、それぞれに「一」を添えたもの。
「一」は、一度、ちょっとしたの意。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・一言一行(いちげんいっこう)
・一挙手一投足(いっきょしゅいっとうそく)
【英語訳】
every move one makes
英語例文
一挙一動に注意する。 be careful about prudent in every little thing one does.
一挙一動に注意する。 be careful about prudent in every little thing one does.
一挙一動(いっきょいちどう)の解説
カンタン!解説
「一挙一動」というのは、人のちょっとした動きや態度のことを言うんだよ。たとえば、手を少し挙げたり、体を少しだけ動かしたりしたことを指すんだ。
「一挙手一投足」と似たような意味で、その人の小さな行動や態度をすべて見ている、というようなときに使うんだ。「一」っていうのは、「少し」または「一度」という意味だよ。
例えば、「彼の一挙一動を見守っている」と言ったときは、「彼が何をするのか、どんな小さな動きであろうと全部見ているよ」という意味になるんだよ。
一挙一動(いっきょいちどう)の使い方
友だちと喧嘩して、先生にどうしてそうなったのか説明してほしいといわれたの。
よく考えてみたら、たいした問題でもないのに、言い争ったのでしょ。
先生は生徒のことを一挙一動に注目しているわけで、ほったらかしにしては置けないんだよね。
みんなでいろいろ話し合い理解し合って、仲良くしてほしいと思っているんだね。
一挙一動(いっきょいちどう)の例文
- それほど気にとめてほしいなんて思ってもいないのに、父親は私の行動を一挙一動、注視している。
- 一挙一動に品があり、さすがに品格を重視した家の人だ。
- 少女の一挙一動に少年が反応するのが見ていてほほえましかった。
- 社員一同、経営者の一挙一動に注目することになる。
- 人と人との出会いにも、一挙一動の行為にも、いいかげんにはなれない。
一挙一動の文学作品などの用例
- つまり彼女も、あなたの一挙一動に注目してるわけさ。ほったらかしに、しては置けないんだよ、な。<武田泰淳・森と湖のまつり>
- しかし明子はその間にも、相手のフランスの海軍将校の目が、彼女の一挙一動に注意しているのを知っていた。〈芥川龍之介・舞踏会〉
少しの動きも含めて全体の行動を意味するよ。