【四字熟語】
河漢之言
【読み方】
かかんのげん
【意味】
言葉が天の川のように果てしなくとりとめのないこと。また虚言(ほら)をいう。
【語源・由来】
「河漢」は天にかかる天の川のこと。
【典拠・出典】
『荘子』逍遥遊
【類義語】
・河漢斯言(かかんしげん)
河漢之言(かかんのげん)の使い方
あっ。まずいぞ。あのおばさんがいるからこの道は通れない。
なんで、あのおばさんがいるとこの道を通ることが出来ないの?
あのおばさんに捕まると、河漢之言を延々聞かされるんだ。
健太くんは、あのおばさんに気に入られているのね。
河漢之言(かかんのげん)の例文
- 彼と二人っきりで、沈黙に耐えかねて、河漢之言をしましたが、何か気の利いた話が出来ればよかったのですが。
- 彼の言うことは、河漢之言だと思われていましたが、数十年後事実だったと判明しました。
- 私には河漢之言のように聞こえたけれども、ともこちゃんにとっては意味のある話だったようです。
- 海の中で竜宮城を見たと河漢之言を発し続けていた彼は、嘘つきと呼ばれています。
- 彼と一晩中、星を見ながら河漢之言を交わしました。