著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

革故鼎新【かくこていしん】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
革故鼎新

【読み方】
かくこていしん

【意味】
古い制度や習慣を改めて新しいものにすること。「革故」「鼎新」ともに、古い物事を改めること。革新の意。

【語源・由来】
「革は故きを去るなり、鼎は新しきを取るなり」の略。

【典拠・出典】
易経』「雑卦伝」

【類義語】
・革旧鼎新(かくきゅうていしん)
鼎新革故(ていしんかくこ)

革故鼎新(かくこていしん)の使い方

健太
ともこちゃーん。ランドセルって重いよね。
ともこ
そうね。特に荷物が多い月曜日と金曜日は死にそうになるわね。
健太
革故鼎新して、ランドセルをやめればいいのに。
ともこ
そうしてほしいわよね。これじゃあ、変質者に会った時に走って逃げることが出来ないわ。

革故鼎新(かくこていしん)の例文

  1. 古くからある茶道の世界では、革故鼎新は求められていません。
  2. 革故鼎新し、開かれた皇室を目指したそうです。
  3. 新しい監督は、革故鼎新することで飛躍的に選手の能力を伸ばすことに成功し、良い成績を残しました。
  4. 若い世代が自由に意見を述べることで、革故鼎新し、新しい時代を生き抜くことが出来る会社にしていきたいです。
  5. 時代の変化が速すぎるので、それに合わせて法を革故鼎新することは難しいです。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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