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韜光晦迹【とうこうまいせき】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
韜光晦迹

「晦跡韜光」、「韜光晦跡」とも書く。
「光を韜み、迹を晦ます」とも読む。

【読み方】
とうこうまいせき

【意味】
高い境地に達した人が俗世を避けて人里はなれたところに居るという意味。

【語源・由来】
「韜」は包む、包み隠すという意味。「光」は人の才能などのたとえ。「晦」はくらます、隠すという意味。「迹」は「跡」と同じで、あと・痕跡という意味。

【典拠・出典】
太平御覧』六五六引「高僧伝」

【類義語】
・韜光隠迹(とうこういんせき)
・韜光養晦(とうこうようかい)
自己韜晦(じことうかい)
大智如愚(だいちじょぐ)
被褐懐玉(ひかつかいぎょく)

韜光晦迹(とうこうまいせき)の使い方

ともこ
健太くんの空手の先生は山奥に住んでいるんでしょう?
健太
そうなんだ。韜光晦迹というように、空手を究めた先生は、山奥でひっそりと暮らしているんだよ。
ともこ
道を究めた人にとって、俗世間というものは騒がしすぎるのかしらね?
健太
僕はまだ道を究めていないからよくわからないけれども、そうなのかもしれないね。

韜光晦迹(とうこうまいせき)の例文

  1. こんな人里離れたところに、こんな高名な先生がいるなんて韜光晦迹って本当なんだな。
  2. 韜光晦迹というように、悟りを得た人はこんなごみごみした都会のど真ん中にはいないよ。
  3. あんな山奥に一人で暮らしているなんて、偏屈か韜光晦迹かどちらかだよ。
  4. 悟りを得た彼は、人に崇められるよりも韜光晦迹、ひっそり暮らすことを望みました。
  5. 高い境地にある彼は、韜光晦迹せずに、人々の中で暮らし、人々に普及する道を選びました。

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