著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

干戚羽旄【かんせきうぼう】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
干戚羽旄

【読み方】
かんせきうぼう

【意味】
武の舞と文の舞のこと。夏の禹王が始めた舞楽。

【語源・由来】
「干戚」はたてとまさかりを持って舞う、武の舞のこと。「羽旄」は雉の羽と旄牛の尾で作った飾りを持って舞う、文の舞のこと。

【典拠・出典】
礼記』「楽記」

【類義語】
・干舞羽舞(かんぶうぶ)

干戚羽旄(かんせきうぼう)の使い方

ともこ
今日は、町の文化センターで干戚羽旄を見るのよね?
健太
そうだよ。干戚羽旄、この舞は、夏の禹王が始めた舞楽だと言われているよ。
ともこ
へえ。歴史のある舞なのね。
健太
そうなんだよ。楽しみだよね。

干戚羽旄(かんせきうぼう)の例文

  1. 干戚羽旄を舞ってみせると、南方の異民族である苗族が喜んで帰順したと伝えられています。
  2. 干戚羽旄、戦いに使う道具で舞い、戦わずして相手を懐柔させる素晴らしい舞です。
  3. 干戚羽旄、盾とまさかりをもって舞う武の舞と雉の羽と旄牛の尾で作った飾りを持って舞う文の舞があります。
  4. 干戚羽旄を舞うことになりましたが、健太くんは、盾とまさかりを持ちながら優雅に踊ることなんて無理だよと練習中にぼやいています。
  5. 干戚羽旄、舞で敵の部族を平定するとは、夏の禹王は粋な人です。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。