【四字熟語】
宮車晏駕
【読み方】
きゅうしゃあんが
【意味】
天子の崩御。
【語源・由来】
「宮車」は天子の車。「晏駕」は夜になって霊柩車が墓に向かって出発すること。天子が朝廷に来ないことを、夜になれば来るだろうと願う臣下の心情を表したという説がある。
【典拠・出典】
『史記』「范雎伝」
【類義語】
・宮車晩駕(きゅうしゃばんが)
宮車晏駕(きゅうしゃあんが)の使い方
ともこちゃん。僕たちは生まれた時から平成で、宮車晏駕に接したことがないね。
そうね。今回は、宮車晏駕ではないけれども、高齢のため、公務引退することが決まっているから年号が変わるわね。
どんな年号になるのかな?健太ってどうかな?
それはないわよ。
宮車晏駕(きゅうしゃあんが)の例文
- 宮車晏駕の後、大喪の礼が行われ、土葬されます。
- 宮車晏駕し、生前の天子様の希望通り、前例が少ないながらも皇后さまと合葬されました。
- 宮車晏駕の際、葬儀と陵の造営でかかった費用は計100億円と言われています。
- 宮車晏駕の際、江戸時代までは仏式で寺院において行われていたけれども、明治時代以降は神式で行われるようになりました。
- 宮車晏駕が報じられ、多くの国民が涙しました。