【四字熟語】
挙棋不定
【読み方】
きょきふてい
【意味】
物事を行うのに一定の方針がないまま、その場その場で適当に処理するたとえ。また、物事を行うのになかなか決断できないことのたとえ。本来は、碁石を手に持ち上げたものの、打つところがなかなか決まらない意。
【典拠・出典】
『春秋左氏伝』「襄公二五年」
挙棋不定(きょきふてい)の使い方
健太くん。このテーブルはどこに置けばいいの?
うーん。どこがいいかな?
ええっ?挙棋不定なの?普通、大体の位置を考えてから運び込むものじゃないの?
言われてみればそうだよね。
挙棋不定(きょきふてい)の例文
- 父の仕事を継ぐのかと聞かれた健太くんは、挙棋不定と答えました。
- 健太くんは、結婚に踏み切ることが出来ず挙棋不定のままだったので、彼女に振られてしまったようです。
- 健太くんは、進学するか就職するか挙棋不定のまま12月を迎えました。
- 挙棋不定の状態で、とりあえず大学に進学した健太くんは、やる気を出せないらしい。
- 挙棋不定のまま旅行に来たので、気の向くまま歩いてみて回ることにしました。