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曲肱之楽【きょくこうのたのしみ】の意味と使い方や例文(出典)

【四字熟語】
曲肱之楽

【読み方】
きょくこうのたのしみ

「きょくこうのらく」とも読む。

【意味】
清貧に甘んじて学問に励み、正しい道を行う楽しみ。また、貧しさの中にある楽しみ。

【典拠・出典】
論語』「述而」

曲肱之楽(きょくこうのたのしみ)の使い方

ともこ
健太くん。お父さんがリストラにあって、生活が大変になったでしょう?
健太
うん。大変だけど、寒い日に暖房費を節約するためにみんなでくっついて眠っていると、小さいころを思い出して楽しくなるよ。
ともこ
曲肱之楽ね。本当に大変になった時は相談してね。
健太
うん。ありがとう。

曲肱之楽(きょくこうのたのしみ)の例文

  1. 曲肱之楽、特売の商品に出会うとうれしくなるんだよ。
  2. 曲肱之楽、貧しくても思いやりの心を忘れずに生きていると毎日が清々しく楽しい。
  3. 曲肱之楽、野の草花を愛でながら清貧の生活をすることは、結構楽しいです。
  4. 曲肱之楽、貧しくてお金がないけれども、私たち家族は、互いを思いやる心があり、幸せなんです。
  5. 曲肱之楽、お金がない生活で大変なこともあるけれども、食べ物や命の大切さを知ることが出来ました。
ABOUT US
北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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