【四字熟語】
魚爛土崩
【読み方】
ぎょらんどほう
【意味】
国家や物事が内側から壊れてなくなること。
【語源・由来】
「魚爛」は魚が腐ること。「土崩」は積んだ土が崩れ落ちること。
【典拠・出典】
『文選』陳琳「為曹洪与魏文帝書」
【類義語】
・土崩魚爛(どほうぎょらん)
魚爛土崩(ぎょらんどほう)の使い方
今のこの国の政治は、経済最優先で弱者を切り捨てているように見えるよね。
そうね。弱者を切り捨てると、魚爛土崩、国家の存亡の危機につながることもあるのにね。
二世や三世のお金持ちの議員には、弱者の暮らしが想像できないんだろうね。
そうね。経済界の人たちとは幼なじみだったりするんでしょうね。この国はもう駄目ね。
魚爛土崩(ぎょらんどほう)の例文
- ともこちゃんが転校してしまうと、生徒の統率がとれなくなり、魚爛土崩するでしょう。
- 百姓一揆が日本中に広まり、このままでは魚爛土崩しそうです。
- リーダーである健太くんが抜けると、この企画は魚爛土崩します。
- トップが責任放棄し、組織は、魚爛土崩しはじめました。
- 社員同士が仲が悪く、ぎすぎすしているせいで、魚爛土崩しそうです。