【四字熟語】
瓊枝栴檀
【読み方】
けいしせんだん
【意味】
徳の高い人のたとえ。また、すばらしい詩文のたとえ。
【語源・由来】
「瓊」は、玉。「瓊枝」は、美しい玉の実がなるという木のこと。「栴檀」は、香木の一種である白檀の別名。ともに、すぐれたもののたとえ。
【典拠・出典】
「秇林伐山」五
瓊枝栴檀(けいしせんだん)の使い方
ともこちゃん、夏休みの宿題の詩は、もうできたの?
ええ、もうできているわよ。
へえ。見せてよ。うわあ。これは瓊枝栴檀だね。これなら入賞間違いないね。
本当に?今回は、商品が図書券三万円分だから、絶対入賞したいと思っているの。入賞できたらいいな。
瓊枝栴檀(けいしせんだん)の例文
- この作家の作品は、瓊枝栴檀、近年まれに見る美しい日本語で書かれた傑作です。
- ともこちゃんは、成績優秀なだけではなく、人格的にも優れた瓊枝栴檀な女性なのでとても人気があります。
- 健太くんは、瓊枝栴檀な男性なので、一緒にいると何だか安心できるし頼りがいがあります。
- 健太くんは、発展途上国に自ら赴き、せっせと井戸を掘っている瓊枝栴檀な人です。
- ともこちゃんが書く文章は、瓊枝栴檀で、宣伝しなくても自然と口コミで広がり、ロングセラーになります。