著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

三者三様【さんしゃさんよう】の意味と使い方や例文(語源由来・対義語)

【四字熟語】
三者三様

【読み方】
さんしゃさんよう

日本漢字能力検定
5級

【意味】
やり方や考え方などが、人それぞれで違うこと。

【語源・由来】
三人の人がいれば、三つのやり方や考え方などがあるという意味から。

【典拠・出典】

【類義語】
各人各様(かくじんかくよう)
十人十色(じゅうにんといろ)
百人百様(ひゃくにんひゃくよう)

三者三様(さんしゃさんよう)の使い方

健太
今年の夏は、毎日暑いね。
ともこ
そうね。おかげで毎晩、ご飯はそうめんよ。
健太
たかがそうめん、されどそうめん。そうめんの食べ方も三者三様なんだろうね。うちは氷を入れて冷たくして食べるよ。
ともこ
私は竹を組み立てて、家庭内流しそうめんをしているのよ。本当にいろいろな食べ方があるのね。

三者三様(さんしゃさんよう)の例文

  1. ともこちゃんも他の二人も三者三様に魅力的で僕には選ぶことが出来ません。
  2. 材料は同じなのに、三人が作ったオムライスは、三者三様に異なるものでした。
  3. 三者三様に性格が異なる三人で意見を出し合えば、きっと良いハーモニーが生まれ、期待以上の企画が出来るでしょう。
  4. 三者三様、家庭の数だけ考え方が存在するのだから、簡単に否定してはいけない。
  5. 勉強の方法は三者三様、マニュアル本を鵜呑みにせず、自分が一番いいと思う方法でやればいいと思うよ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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