著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

二転三転【にてんさんてん】の意味と使い方や例文(語源由来)

【四字熟語】
二転三転

【読み方】
にてんさんてん

【意味】
物事の内容・状態・成り行きなどが、何度も変わること。

【語源・由来】
「転」は、まわる・めぐる・ころがる・うつる。

【典拠・出典】

二転三転(にてんさんてん)の使い方

ともこ
健太くん。健太くんのクラスは、文化祭で、模擬店をやめて劇をやることに決まったのよね?
健太
うーん。それが模擬店に変えることにしたんだ。
ともこ
健太くん。どうするのよ。二転三転するから、実行委員は告知のチラシを作ることが出来なくて困っているし怒っているじゃないの。
健太
ごめんなさい。もう変えません。模擬店をやります!

二転三転(にてんさんてん)の例文

  1. この事故をめぐる大学側の説明が二転三転したことから、隠ぺい体質だと批判が集中しました。
  2. 隣の市との合併話が出ていましたが、二転三転して合併問題は膠着して、そのまま消滅しました。
  3. 監督選びは二転三転した結果、健太くんが監督に就任することとなりました。
  4. そのイベントは、当初は五月に予定されていましたが、期日と会場が二転三転し、混乱を生じました。
  5. 話が二転三転して、このままでは永遠に決まりそうになかったので、とりあえずやってみて、問題が出たら考えようということになりました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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