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一朝富貴【いっちょうのふうき】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

一朝富貴の意味(語源由来・出典・類義語)

意味

【四字熟語】
一朝富貴

【読み方】
いっちょうのふうき

【意味】
思いがけず突然に高い地位や多くの財産を得ること。また、急に富や名誉を手にして、豊かで高い身分になること。

四字熟語の博士
「一朝富貴」は、ある日突然、大きな財産や高い地位を得ることだよ。「一朝」はここでは、短い間に、急にという意味なんだ。
助手ねこ
オラも、昨日まで普通の暮らしをしていた人が突然出世したと聞いたら、驚くニャ!

【語源・由来】
「一朝」は、ある朝のうちにという意味から、急に、短い間にという意味で用いる。「富貴」は財産に恵まれ、身分や地位が高いこと。

唐の詩人・韓愈(かんゆ)の「短灯檠歌(たんとうけいか)」にある「一朝富貴還自恣、長檠高張照珠翠」の句に由来する。詩には、貧しいころ勉学のために使った短い灯台(灯火を支える台)が、富貴の身となった後には顧みられなくなる様子が描かれている。突然の出世や富の獲得を表す言葉として使われる。

【典拠・出典】
韓愈「短灯檠歌」

【類義語】
・一夜検校(いちやけんぎょう)

一朝富貴(いっちょうのふうき)の解説

カンタン!解説
解説

「一朝富貴」は、突然大きな財産を得たり、高い地位についたりすることを表す言葉だよ。

例えば、貧しい暮らしをしていた人が予想外の遺産を受け継いで大金持ちになったり、無名の人物が急に高い地位に取り立てられたりした場合に使えるんだ。

「一朝」は「ある朝」という文字から転じて「急に」、「富貴」は財産に恵まれて地位が高いことを指すよ。出典は唐の韓愈の詩「短灯檠歌」。そこでは、出世した人が貧しいころの道具を忘れる姿も描かれているんだ。

一朝富貴(いっちょうのふうき)の使い方

ともこ
昔の物語で、貧しい商人が王に認められて、急に財産と高い地位を得た話を読んだの。
健太
へえ! それまでの暮らしが一気に変わったんだね。
ともこ
そうよ。思いがけず富や地位を得ることを、一朝富貴というの。
健太
なるほど! 突然の出世や大金を得ることを表すんだね!

一朝富貴(いっちょうのふうき)の例文

例文
  1. 突然の相続で多額の財産を得て、彼は一朝富貴の身となった。
  2. 無名だった商人が王に取り立てられ、一朝富貴を遂げる物語を読んだ。
  3. 彼女は思いがけない成功によって、一朝富貴を得た。
  4. 昔話には、貧しい暮らしから一朝富貴の身となる主人公が登場する。
  5. 一朝富貴を遂げた彼は、以前から助けてくれた人々への感謝を忘れなかった。
  6. 突然の大金を得て一朝富貴の身となったが、彼女は質素な暮らしを続けた。
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北澤篤史サイト責任者
ことわざ・漢字熟語の専門家、ことわざ学会理事。2025年度ことわざ研究奨励賞受賞。著書に『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる すごいことわざ図鑑』『〈試験に出る〉マンガでわかる おもしろい四字熟語図鑑』(共に講談社)がある。ことわざ学会研究フォーラムでは、「備えあれば憂いなし:ことわざを通して意識づける災害時の命を守る知恵」「WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか」などをテーマに研究報告を行う。

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