【四字熟語】
一朝富貴
【読み方】
いっちょうのふうき
【意味】
急に富貴な身分になることや金持ちになること。
思いもよらず高い地位や財産を得ること。
にわかに身分が高くなること、財を持つこと。
【語源・由来】
「一朝」は、とある朝という意味から、いきなりや、急に、突然に、思いもよらずにわかにのという意味です。
「富貴」とは金持ちで、かつ地位や身分が高いことを意味しています。
【典拠・出典】
韓愈「短灯檠歌」
【類義語】
・一夜検校(いちやけんぎょう)
一朝富貴(いっちょうのふうき)の使い方
うん。どうも山田君のお父さんがIT企業を立ち上げて、
急激な成長をしていて、社員も100人以上になったって聞いたよ。
急激な成長をしていて、社員も100人以上になったって聞いたよ。
山田君一家は一朝富貴な生活に激変したよね。
でも一気に成長した会社は、そのあと続かないって聞いたこともあるし、
あまり散財することが良いとは言えないよね。
あまり散財することが良いとは言えないよね。
一朝富貴(いっちょうのふうき)の例文
- 国王である父が急に体調を崩し亡くなったことで、彼は若くして国王の地位に就き一朝富貴となり、新しい政策と新しい政治体制を敷いた。
- 年末の宝くじを買い続けるのは一朝富貴の姿を夢見ているだけで、実は本当に当たるとは思っていないようだ。
- 彼は一時期ホームレス状態にまで落ちた時期もありますが、今回の選挙で当選し、一朝富貴となることを目指して頑張っています。
- それまでの業界は多くの場合、縮小をたどり、どの企業もなし崩し的に崩壊してきましたが、IT業界に関しては成長を続け、多くの企業経営者が一朝富貴となることができた。
- それまでは一度として大当たりがなかったのだが、今回は大好きな競馬が大当たりしてまさに土曜日に一朝富貴となった。
- 今回のアジアにおける大型プロジェクトを大成功に収め、会社内の評価は一気に高まり部長職に抜擢、一朝富貴となる立場を手に入れた。
ゲーム機や自転車も新しくなったし、どうしたのかなあ。