【四字熟語】
十風五雨
【読み方】
じゅうふうごう
「じっぷうごう」とも読む。
【意味】
十日に一度風が吹き、五日に一度雨が降る。農業に最適な気候のこと。農作物の生育にとって順調な天候のこと。また、万事、平穏なこと。
【典拠・出典】
『論衡』「是応」
【類義語】
・五風十雨(ごふうじゅうう)
十風五雨(じゅうふうごう)の使い方
暑い。毎日暑いよ。ともこちゃん。とけてなくなってしまいそうだよ。
本当ね。草花も元気がないわ。
十風五雨くらいが生き物全てにちょうどいいよ。今年は異常だよ。
人間が便利さを追い求めた結果だから自業自得だけど、他の生き物にとっては迷惑な話よね、何とかならないかしら。
十風五雨(じゅうふうごう)の例文
- 世の中が十風五雨で、きっと総理も暇であくびをしていることでしょう。
- 十風五雨だから、今年は豊作に違いないです。
- もしかしたら人類史上初めて、世界中が十風五雨、紛争も内戦も、もちろん戦争もありません。
- 十風五雨を祈る神事を行わないと、このままでは干上がって、すべての農作物がだめになってしまいます。
- ここは年中、十風五雨の気候なので、農業に適していると思います。