【四字熟語】
十年一昔
【読み方】
じゅうねんひとむかし
【意味】
世の中の移り変わりが激しいことのたとえ。
【語源・由来】
十年という年月をひと区切りにして、それ以前は昔のように思うということ。
十年も経てば、世の中はなにかしら変わるということ。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
Ten years is a long time.; [expression suggesting that] the pace of change makes ten years back seem like ancient history
十年一昔(じゅうねんひとむかし)の使い方
ともこちゃん、大きな荷物を持ってどこへ行くの?
お母さんが若い頃着ていた服を取っておいたからと、おばあちゃんがらもらったのだけど、困っているのよ。
せっかくだから、着ればいいじゃないか。どうして着ないの?
十年一昔というけれど、それ以上前の服なんて古くて着たくないわ。
十年一昔(じゅうねんひとむかし)の例文
- 十年一昔というけれど、十年なんてあっという間に過ぎてしまった。
- 十年一昔というけれど、携帯電話は特に大きな発展を遂げていると思う。
- まるでつい最近のことのように話しているけれど、十年一昔というように、十年も経つといろいろなことが変わってしまうのよ。
- 変化を受け入れているつもりだが、十年一昔なんて早すぎて驚いてしまう。
- 十年前には想像もしなかったことが、次々に実現されていて、十年一昔ということを実感してしまった。
まとめ
十年一昔というように、世の中の移り変わりというものは、目まぐるしいものではないでしょうか。
十年前に発売されたばかりのものも、十年経つと持っていて当たり前になっていたりしますね。
過ぎ去った時間を懐かしく思うこともありますが、これから先にはどんな発展を遂げるのか、楽しみにするのも良いかもしれませんね。