著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

狐狸変化【こりへんげ】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

【四字熟語】
狐狸変化

【読み方】
こりへんげ

【意味】
人をだましたり、こそこそと悪事を働くとされるキツネやタヌキのこと。

【語源・由来】
「狐狸」は動物の狐と狸。または、人をだましたり、悪事を働く者。「変化」は化け物のたとえ。

【典拠・出典】

【類義語】
狐狸妖怪(こりようかい)
魑魅魍魎(ちみもうりょう)

狐狸変化(こりへんげ)

ともこ
最近、メガネをかけている人が夜道を歩いていると、メガネを盗まれるんですって。
健太
ええっ。何だか変な事件だね。狐狸変化の仕業じゃないの?
ともこ
人の仕業でも、狐狸変化の仕業でも、どちらにしても気味が悪いわ。
健太
しばらく外ではメガネをかけない様にしないといけないね。

狐狸変化(こりへんげ)

  1. あの健太くんが、昨日美女に告白されたらしいのだけれども、狐狸変化のいたずらに違いないです。
  2. 人知れず悪事を働くような狐狸変化のごとき振る舞いはやめなさい。
  3. 今の時代、狐狸変化よりも人間の方がこわい。
  4. いつの間にか手に持っていたカバンが無くなっていたんだけど、忘れてきたのか、狐狸変化に盗られたのか。
  5. 狐狸変化のように変身することができたら女の子になってみたい。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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