【四字熟語】
羊質虎皮
【読み方】
ようしつこひ
【意味】
外見は立派だが、それに伴う実質がないたとえ。
【語源・由来】
羊に虎の皮を被せるという意味から。
【典拠・出典】
『揚子法言』「吾子」
【類義語】
・虎皮羊質(こひようしつ)
・名存実亡(めいそんじつぼう)
・有名無実(ゆうめいむじつ)
・羊頭狗肉(ようとうくにく)
羊質虎皮(ようしつこひ)の使い方
ともこちゃん。あの格好いい先輩に告白されたんでしょう?どうするの?
ああ、あの人ね。羊質虎皮なのよ。外見は格好いいんだけど、中身が薄っぺらのぺらぺらなのよ。だからお断りしたわ。
さすがともこちゃん。判定が厳しいね。
人生短いんだから、薄っぺらな人と付き合っている暇はないわよ。
羊質虎皮(ようしつこひ)の例文
- このお菓子は、羊質虎皮、パッケージが立派なのに、味がしょぼい。
- 彼は、普段大きなことを言っているけれども、羊質虎皮、実が伴っていません。
- 健太くんは、羊質虎皮、言っていることは勇ましいけれども、実は弱い。
- その洋館は、外から見たら立派だったのに、羊質虎皮、見掛け倒しで中は大したことが無かった。
- この映画は、声優陣は豪華なのに、羊質虎皮、ストーリーがだめだめでした。