著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

羊質虎皮【ようしつこひ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

【四字熟語】
羊質虎皮

【読み方】
ようしつこひ

【意味】
外見は立派だが、それに伴う実質がないたとえ。

【語源・由来】
羊に虎の皮を被せるという意味から。

【典拠・出典】
揚子法言』「吾子」

【類義語】
・虎皮羊質(こひようしつ)
名存実亡(めいそんじつぼう)
有名無実(ゆうめいむじつ)
羊頭狗肉(ようとうくにく)

羊質虎皮(ようしつこひ)の使い方

健太
ともこちゃん。あの格好いい先輩に告白されたんでしょう?どうするの?
ともこ
ああ、あの人ね。羊質虎皮なのよ。外見は格好いいんだけど、中身が薄っぺらのぺらぺらなのよ。だからお断りしたわ。
健太
さすがともこちゃん。判定が厳しいね。
ともこ
人生短いんだから、薄っぺらな人と付き合っている暇はないわよ。

羊質虎皮(ようしつこひ)の例文

  1. このお菓子は、羊質虎皮、パッケージが立派なのに、味がしょぼい。
  2. 彼は、普段大きなことを言っているけれども、羊質虎皮、実が伴っていません。
  3. 健太くんは、羊質虎皮、言っていることは勇ましいけれども、実は弱い。
  4. その洋館は、外から見たら立派だったのに、羊質虎皮、見掛け倒しで中は大したことが無かった。
  5. この映画は、声優陣は豪華なのに、羊質虎皮、ストーリーがだめだめでした。
ABOUT US
北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

四字熟語の逆引き検索



error: 右クリックは無効です。