【四字熟語】
竜頭鷁首
「竜」は「りゅう」、首は「す」とも読む。
【読み方】
りょうとうげきしゅ
【意味】
天子や貴人の乗る船。また、立派な船。竜の彫り物や鷁の頭を船首・船側につけた船。風流を楽しむ船。
【語源・由来】
「鷁」は水鳥の名。風波に耐えてよく飛ぶところから水難よけとされる。「竜」は「りょう」、「首」は「す」とも読む。
【典拠・出典】
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【類義語】
・竜舟鷁首(りょうしゅうげきしゅ)
竜頭鷁首(りょうとうげきしゅ)の使い方
ここに展示してある列車、すごく豪華ね。御成列車っていうんですって。誰が乗るのかしら?
船で言うところの竜頭鷁首だよね。天皇、皇后しか乗ることが出来ない電車だよ。
なるほどー。だから贅を尽くした内装になっているのね。
これに乗って日本中を旅行してみたいよね。
竜頭鷁首(りょうとうげきしゅ)の例文
- 竜頭鷁首に乗った身分が高い人たちが、湖上で花見を楽しんでいました。
- 正直、貴人が乗る竜頭鷁首に乗ってみたいけれども、あひるさんボートで十分幸せだ。
- 竜頭鷁首が浮かんだ池は、今日は、殿上人で貸し切りだそうで、庶民の私は、入ることが出来ませんでした。
- 池に浮かんだ竜頭鷁首からは、雅やかな音楽が聞こえてきました。
- 明神池で行われる「御船神事」は、竜頭鷁首を浮かべる雅やかな祭りです。