悪事千里の意味(語源由来・出典・英語訳)
【四字熟語】
悪事千里
【読み方】
あくじせんり
【意味】
悪い行為や評判は、またたくまに世間に知れ渡ること。
そやから、これは「悪いことはすぐにバレてしまうんやで」ってことやな。
たとえどんなに遠くても、悪いことをした評判はすぐに人々に知れ渡るんや。
これは、「悪いことは絶対にやっちゃダメやで」って教えてくれる言葉やな。
たとえどんなに遠くても、悪いことをした評判はすぐに人々に知れ渡るんや。
これは、「悪いことは絶対にやっちゃダメやで」って教えてくれる言葉やな。
【語源・由来】
「悪事」は悪い行い、「千里」は遠くかなたまでの意で広い世間のこと。
【典拠・出典】
『北夢瑣言』<六>
【英語訳】
ill news runs apace
illは「悪い」という意味の形容詞。apaceは「はやく」や「すみやかに」という意味の副詞。
英文例
悪事千里を走る。The ill news runs apace.
英文例
悪事千里を走る。The ill news runs apace.
悪事千里(あくじせんり)の解説
カンタン!解説
「悪事千里」っていうのは、悪いことをすると、それがすごく早くたくさんの人に知られてしまうっていう意味なんだよ。だから、「悪事千里を行く」や「悪事千里を走る」っていう言い方で使われることが多いんだ。
ちょっとした悪いことでも、すぐにたくさんの人の耳に入るってこと。だから、悪いことはするべきじゃないよね。
この言葉の元になったのは、「好事門を出でず、悪事千里を行く」っていう『北夢瑣言』という本の中の言葉なんだよ。これは、良いことはなかなか人に知られないけど、悪いことはすぐに広まるっていう意味だよ。
悪事千里(あくじせんり)の使い方
明日の漢字テストの勉強、進んでる?
いや全然やってないんだ・・・カンニングしたほうが早いかも
悪事千里を走るって言うわよ。変なことはしないように!
はい、まじめに勉強します
悪事千里(あくじせんり)の例文
- 手抜きの仕事をしたら、あっという間に注文が減った。悪事千里とはこのことだ。
- 企業と癒着しているという噂が立ってからその政治家は落選した。悪事千里を走ったからだ。
- 悪事千里を行くから、普段から行いには十分注意しないといけない。
- 悪事千里を走った結果、誰からも相手にされなくなった。
- そのアイドルは悪事千里を恐れて、いつも品行方正に努めているようだ。
つまり、悪いことをしたら、それはすぐにたくさんの人に知られてしまうということだね。