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悪逆非道【あくぎゃくひどう】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・対義語・英語訳)

【四字熟語】
悪逆非道

【読み方】
あくぎゃくひどう

【意味】
人の道を外した邪な行い。

【語源・由来】
「悪逆」「非道」それぞれが同様の意味を持ち、重ねて言うことで意味を強めた言い方。極悪非道、悪逆無道などのようにも言う。

【典拠・出典】

【類義語】
極悪非道(ごくあくひどう)
暴虐非道(ぼうぎゃくひどう)
悪逆無道(あくぎゃくむどう)
大逆無道(たいぎゃくむどう)
残酷非道(ざんこくひどう)

【対義語】
品行方正(ひんこうほうせい)

【英語訳】
heinous

heinousは「極悪な」という意味の形容詞。
英文例
その犯罪は悪逆非道だった。The crime was heinous.

悪逆非道(あくぎゃくひどう)の使い方

ともこ
健太くん、珍しく本を熱中して読んでいたみたいだけど
健太
うん、西太后のお話を書いた歴史本を読んでいたんだ
ともこ
どんな内容だったの?
健太
西太后の悪逆非道ぶりに驚いたよ

悪逆非道(あくぎゃくひどう)の例文

  1. 中国の3大悪女、呂雉(りょち)の悪逆非道ぶりは、すさまじいものだった。
  2. その犯罪の悪逆非道さには、全国が驚いた。
  3. 悪逆非道で有名だったその領主は、後に無残な最後をとげたそうだ。
  4. 三国志に登場する董卓は、悪逆非道の限りを尽くしたそうだ。
  5. その小説に登場する魔王は、まさに悪逆非道だった。

まとめ

「悪逆」はあってはならないほどひどい行いのことを、「非道」は人としての道理から外れているさまを表しており、これらの言葉から悪逆非道(あくぎゃくひどう)は、人の道を外れた計り知れないほどの悪行を意味する言葉になりました。最近は国内では悲惨な事件、海外からはテロで多数の死者が出たニュースなど、悪逆非道(あくぎゃくひどう)な報道を多く耳にします。時代の流れなのかもしれませんが、昔はもう少し穏便な世の中だったような気がしてなりません。悪逆非道(あくぎゃくひどう)なニュースの後に、平和なニュースを聞くとほっとするのは皆さんも同じでしょう。これからの時代が、できれば平穏であることを願ってやみません。


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