【四字熟語】
鴻雁哀鳴
【読み方】
こうがんあいめい
【意味】
流浪の民が、その苦しさを訴えることのたとえ。
【語源・由来】
「鴻雁」は、秋にやってくる渡り鳥のカリのことで、大きな種類のものを「鴻」、小さな種類のものを「雁」という。どこかへ飛んで行くカリが悲しげに鳴くという意から、渡り鳥を流浪の民に見立てたことば。
【典拠・出典】
『詩経』「小雅・鴻鴈」
【類義語】
・哀鴻遍野(あいこうへんや)
鴻雁哀鳴(こうがんあいめい)の使い方
東日本大震災で家を失った人たちが鴻雁哀鳴していたよ。
まだまだ復興は遠いわよね。
元の生活そのままとまではいかないだろうけれども、一人残らず復興したと心から思える日が早く来ると良いよね。
そのために私たちも出来る限りの支援をし続けるべきよね。
鴻雁哀鳴(こうがんあいめい)の例文
- 戦争で鴻雁哀鳴している人たちを救うために、難民キャンプで井戸を掘っています。
- 自分の家を失い、鴻雁哀鳴する人が世界中に6000万人以上いるそうです。
- 鴻雁哀鳴している難民の子供たちを救うために、一日50円から寄付することが出来ます。
- 寄付するだけではなく、鴻雁哀鳴している人たちの現状を知るべきです。
- 鴻雁哀鳴している人たちの姿をテレビで見て、きれいなスニーカーや服を集めて送ろうと思い立ちました。