【四字熟語】
黄中内潤
【読み方】
こうちゅうないじゅん
【意味】
才能や徳を表に出さず、内に秘めていること。
【語源・由来】
「黄」は五色(青、赤、黄、白、黒)の真ん中にあることから、中央を表す語とされ、「黄中」は人徳が内部にあることを言う。「内潤」は内に含まれたつやや光沢の意味。内に秘めた才知や徳のこと。
【典拠・出典】
『魏書』「高允伝」
黄中内潤(こうちゅうないじゅん)の使い方
僕たちの学校の生徒がモデルとしてデビューしたらしいね。そんなにかわいい子がいたの?
そうなの。いたのよ。目立たない様に黄中内潤していたのよ。
へえ。よっぽど大人しい子だったんだね。
目立つと嫉妬やいじめにあうから、美しさを内に秘めて、伊達メガネをかけて地味なふりをしていたそうよ。
黄中内潤(こうちゅうないじゅん)の例文
- ともこちゃんは、絵の才能を黄中内潤していたそうです。
- 黄中内潤していたから知らなかったけれども、ともこちゃんはピアノが天才的にうまいらしい。
- こんな素晴らしい才能を黄中内潤しておくなんてもったいない!
- 黄中内潤していた才能が、世の中に知れ渡りました。
- 健太くんは馬鹿なふりをしていますが、いろんな才能を黄中内潤しているんですよ。