著書『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を講談社より出版

交頭接耳【こうとうせつじ】の意味と使い方や例文(語源由来・出典)

【四字熟語】
交頭接耳

「頭を交えて耳を接す」とも読む。

【読み方】
こうとうせつじ

【意味】
ひそひそ話のこと。

【語源・由来】
「交頭」は頭を寄せ合う意味。「接耳」は耳を近づけて話すこと。

【典拠・出典】
水滸伝』「一○」

交頭接耳(こうとうせつじ)の使い方

ともこ
健太くん。私の方をちらちら見ながら交頭接耳するなんて、とても感じが悪いわよ。
健太
ごめん。ごめん。友人が、ともこちゃんに告白したいんだけど、話しかけることが出来ないって困っていたんだ。あっ。そういえば秘密だったんだ。
ともこ
あら、そうなの?勇気を出して話しかけてくれればよかったのに。
健太
彼にそう伝えておくよ。

交頭接耳(こうとうせつじ)の例文

  1. 少女たちは、交頭接耳してくすくすと楽しげに笑っていました。
  2. 誰かに聞かれてはまずい話だったので、交頭接耳をして健太くんに伝えました。
  3. 絶対内緒だからねと約束してから、交頭接耳をしました。
  4. 健太くんが私にした交頭接耳に、私は驚愕してしまい、思わず大きな声を出してしまいました。
  5. 周囲があまりに騒がしかったので、交頭接耳をするように、ともこちゃんは僕の耳に顔を近づけて話しました。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)

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