【四字熟語】
笑裏蔵刀
【読み方】
しょうりぞうとう
「笑裏に刀を蔵す」とも読む。
【意味】
外見はやさしそうでおだやかでありながら、内心は陰険なものをもつこと。
【語源・由来】
「笑裏」は笑顔の内側、中のこと。「蔵刀」は刀を隠して持っていること。表面上の笑いの中に刀を蔵すること。
【典拠・出典】
-
【類義語】
・笑面夜叉(しょうめんやしゃ)
笑裏蔵刀(しょうりぞうとう)の使い方
ともこちゃんって、笑裏蔵刀だよね。
どういうこと?
ともこちゃんは能面をかぶったみたいに、口角を上げて微笑んでいるけれども、心の中では言葉にすらできないようなことを考えているよね。いつ攻撃されるか油断も出来ないよ。
否定はしないわ。
笑裏蔵刀(しょうりぞうとう)の例文
- ともこちゃんは親切そうに見えて、実は笑裏蔵刀なので信用してはいけません。
- 笑顔で近づいておいて、だますなんて笑裏蔵刀だなあ。
- 裏表がない人が多い田舎と違って、都会には笑裏蔵刀な人が多くて怖いところだ。
- 笑裏蔵刀というように、健太くんの笑顔に隠された本性に気付けませんでした。
- 幼稚園のママ友は笑裏蔵刀で、表面的には話に合わせて笑っているけれども、心の中では相手を口汚くののしっています。