【四字熟語】
国色天香
【読み方】
こくしょくてんこう
【意味】
すばらしい香りと国一番の美しさ。牡丹の別名。のちに、美人の形容。
【語源・由来】
「天香」は天から下る香り、非常によい香りのこと。「国色」は国の中にあるものの中で最も美しい色のこと。「天香」はこの世のものとは思えないほどのよい香りのこと。
【典拠・出典】
『松窓雑録』
【類義語】
・解語之花(かいごのはな)
・魏紫姚黄(ぎしようこう)
・曲眉豊頬(きょくびほうきょう)
・国艶天香(こくえんてんこう)
・天香国色(てんこうこくしょく)
国色天香(こくしょくてんこう)の使い方
ともこちゃんは国色天香だって知っていたけど、ともこちゃんのお母さんも国色天香なんだね。
お母さんが聞いたら喜ぶわ。
二人が並んで歩いていたら、姉妹のようだよね。
よく間違えられるのよ。
国色天香(こくしょくてんこう)の例文
- ともこちゃんのお姉ちゃんは国色天香なので、今度モデルデビューすることが決まりました。
- 彼女は国色天香だから、ミスコン荒らしと言われています。
- あんな国色天香な人が同じオーディションを受けるなんてかなわない。
- 母が丹精込めて育てたバラは、国色天香で私の自慢でもあります。
- その国色天香は見事に咲き誇っていました。