【四字熟語】
枯樹生華
「枯樹生花」とも書く。
「枯樹、華を生ず」とも読む。
【読み方】
こじゅせいか
【意味】
非常な困難の中で活路が開かれるたとえ。また老い衰えた人が生気が取り戻すことのたとえ。
【語源・由来】
枯れ木に花が咲くという意味で、もとはこのうえない真心が万物を感動させるという意味。
【典拠・出典】
『続博物志』「七」
【類義語】
・枯木生花(こぼくせいか)
・枯木生葉(こぼくせいよう)
・枯木竜吟(こぼくりょうぎん)
枯樹生華(こじゅせいか)の使い方
足を骨折してから寝たきり状態だったおじいちゃんが、看護師さんに恋をしてから枯樹生華されたんだよ。
へえ。恋ってすごいわね。生きる気力がわいてきたのね。
そうなんだ。今では、杖があれば自力で歩けるまでに回復したんだよ。
恋は医学の力を超えることもあるってわけね。
枯樹生華(こじゅせいか)の例文
- 資金繰りが悪化して倒産の危機にあったけれども、融資してくれる人が現れ枯樹生華となりました。
- 人質の解放は難しいという見方でしたが、無事解放され、枯樹生華に終わりました。
- 都内の一等地に児童相談所を建設すると発表したら、近隣住民から猛反対がありましたが、根気よく説得し枯樹生華に終わりました。
- 病気で余命一年といわれていましたが、新薬が開発され、枯樹生華されました。
- 不幸が重なり、落ち込んで誰も救うことができなかった健太くんですが、ともこちゃんの一言で枯樹生華されました。