【四字熟語】
三軍暴骨
【読み方】
さんぐんばくこつ
「三軍、骨を暴す」とも読む。
日本漢字能力検定
4級
【意味】
大軍が戦争に大敗し、数多くの兵士が死ぬこと。戦いの激しさや悲惨さをいう。
【語源・由来】
「三軍」は周代に、一軍を一万二千五百人と決め、諸侯の大国は三万七千五百人(三軍)保有するとされた制度で、転じて、大軍のたとえ。「暴骨」は兵士が死んで、骨をさらすという意味。
【典拠・出典】
『春秋左氏伝』襄公二六年
三軍暴骨(さんぐんばくこつ)の使い方
健太くん。昨日のバスケットボールの試合はどうだったの?
三軍暴骨したんだ。相手チームに、身長が180cmの選手がいて全く歯が立たなかったんだよ。
何点差だったの?
0-100だったんだ。
三軍暴骨(さんぐんばくこつ)の例文
- 健太くんは、空手の大会の決勝戦で三軍暴骨しました。
- ぐうの音も出ないくらいに三軍暴骨しました。
- 健太くんの采配ミスでその試合で三軍暴骨しました。
- 監督が相手チームを弱小チームと甘く見て油断していたため、思わぬ反撃をくらい三軍暴骨しました。
- 健太くんとともこちゃんが100メートル競走をしましたが、メタボリック気味の健太くんは、ともこちゃんに三軍暴骨しました。