【四字熟語】
残山剰水
【読み方】
ざんざんじょうすい
日本漢字能力検定
準2級
【意味】
戦乱のあとに残った荒廃した山や川や自然。また、滅ぼされた国の山水。
【語源・由来】
「剰」は「残」と同じ。「水」は川。
【典拠・出典】
杜甫「陪鄭広文遊何将軍山林」
【類義語】
・剰水残山(じょうすいざんざん)
残山剰水(ざんざんじょうすい)の使い方
兄さんが、紛争で傷ついた子供たちを救うために紛争地に行っていたんだ。
それは大変な経験だったでしょうね。
見渡す限り残山剰水が広がっていて、人同士が争うことはおろかなことだって思ったそうだよ。
紛争も戦争もなくなると良いわよね。
残山剰水(ざんざんじょうすい)の例文
- 今は残山剰水だけど、昔はもっと平和な国で世界一美しい国だったんだ。
- 大規模な軍事衝突があったので、ここは残山剰水となり、今は誰もいません。
- かつては賑やかな城下町でしたが、敵の武将に攻め込まれ残山剰水となりました。
- 戦いに敗れ、残山剰水となっていた故郷を昔の姿に戻したいと思い、私一人舞い戻ってきました。
- 眼前には、とても静かな山の風景が広がっているけれども、ここはかつて戦国武将が死闘を繰り広げた残山剰水なんです。