【四字熟語】
参天弐地
【読み方】
さんてんじち
日本漢字能力検定
準1級
【意味】
天や地と同じくらい大きな徳を積むこと。天地に匹敵するほどの気高い徳があること。
【語源・由来】
「参天」は、天と肩を並べるほど高いこと。天まで届くこと。「弐地」は、地と並ぶこと。
「弐」は、「に」と読まない。
【典拠・出典】
『文選』揚雄「劇秦美新」
参天弐地(さんてんじち)の使い方
あのお寺のお坊さんは参天弐地な人で、近所の人たちからとても尊敬されているんだよ。
確かに、徳が外見ににじみ出ていて、とてもいい人であることがわかるわよね。
思わず拝みたくなるでしょう?
あー。わかるわ。さっき見かけた時、思わず拝んでしまったもの。
参天弐地(さんてんじち)の例文
- 山奥で厳しい修行を積まなくても、日々の心がけ次第で参天弐地となることは可能です。
- 参天弐地というような人間になるために、教えを乞うために、ダライ・ラマに会いに行きました。
- ともこちゃんのおじいちゃんは参天弐地な人で、人のために生きているような徳の高い人なんです。
- 健太くんは参天弐地というような、海よりも広く富士山より高い徳を積むために、修行の旅に出ています。
- ともこちゃんの徳は、まさに参天弐地というようで、いつも穏やかで、4月の陽だまりのような人です。