【四字熟語】
咫尺之書
【読み方】
しせきのしょ
【意味】
ごく短い手紙のこと。簡単な書状。
【語源・由来】
「咫尺」は周代の長さの単位で、咫は八寸、尺は十寸。転じて、きわめて短い距離や長さをいう。
【典拠・出典】
『史記』「淮陰侯伝」
咫尺之書(しせきのしょ)の使い方
ともこちゃんからのメールの返事はいつも咫尺之書だよね。
咫尺之書の方がわかりやすくて、誤解が生じることがないでしょう。
そうだけど、なんだかそっけないよね。
じゃあ、今度から絵文字をつけて送るわ。
咫尺之書(しせきのしょ)の例文
- 健太くんのメールは咫尺之書で、「はい」か「いいえ」のように一言であることが多いです。
- 年賀状には、咫尺之書であっても直筆のメッセージが添えられているとうれしいものです。
- 健太くんからのLINEのメッセージは、咫尺之書どころか、一文字もなく、LINEスタンプしか送ってこないんです。
- 健太くんが旅先から送ってくれる手紙は、咫尺之書だけれども、元気そうにやっていることが文字から伝わってきました。
- 咫尺之書でいいから、実家のお母さんにたまには手紙を書いてあげなさい。