【四字熟語】
一笑一顰
一顰一笑(いっぴんいっしょう)ともかく。
【読み方】
いっしょういっぴん
【意味】
顔に表れるわずかな表情。ちょっと顔をしかめたり、ちょっと笑ったりするようなわずかな表情の変化のこと。
【語源・由来】
一笑一顰の「一笑」は少しの笑み、「一顰」とは眉をひそめたり、気分悪そうに顔をしかめ、眉間にシワを寄せることをいう。
【典拠・出典】
-
【英語訳】
smile or frown
英語例文
彼は一笑一顰を全く見せない。
He never shows a smile or frown.
He always wears a poker face.
彼は一笑一顰を全く見せない。
He never shows a smile or frown.
He always wears a poker face.
一笑一顰(いっしょういっぴん)の使い方
健太くん、まだあの彼女と付き合っているの?あの子と健太くんじゃ合わないと思うよ。。。
うーん、だけどあの子といると楽しいんだよ!昨日だって一緒に遊びに行ったし。
そうかもしれないけど健太くんはいつも彼女の一笑一顰をうかがっているでしょ。それじゃ楽しくないと思うの。
確かにそういう時もあるけど。。。だけど僕は好きなんだ。だから楽しそうにしてるのか、楽しくないのか気にするのは当たり前でしょ。
一笑一顰(いっしょういっぴん)の例文
- 結婚する前はいつも対等で楽しく過ごしてきたのに、結婚し、子供ができてから私は妻の一笑一顰を常に気にするようになってしまった。何も考えず楽しんでいたあの頃が懐かしい。
- 彼は仕事ができないのにあれだけ出世できたのは、上司に媚を売っているからだ。仕事のことを気にするよりも上司の一笑一顰を第一に気にしている。そんな彼が私よりも出世できたというのが全く気に入らない。
- 私の父はとても厳格で、何をするにも自分のやり方でないと納得しない人だった。だから私は子供の頃、いつも彼の一笑一顰を伺いながら生きていた。
- 彼とカードゲームをして勝てたことがない。彼は一笑一顰を隠すのが本当に得意で、何を考えているのか全くわからない。