【四字熟語】
七縦七擒
【読み方】
しちしょうしちきん
【意味】
敵を捕らえたり逃がしたりして味方にすること。
【語源・由来】
「七縦」は七回縦つこと、「七擒」は七回擒えること。
中国、三国時代、蜀の諸葛亮(孔明)が、敵将の孟獲を七回擒(とりこ)にして、七回縦(はな)ったところ、ついに背かなくなったという故事から。
【典拠・出典】
『三国志』「蜀書・諸葛亮伝・注」
【類義語】
・七擒七縦(しちきんしちしょう)
七縦七擒(しちしょうしちきん)の使い方
おじいちゃんの文房具屋さんに何回もくりかえし万引きに来る客がいたんだって。
それは困った人ね。
困ったおじいちゃんは、警察の力を借りて七縦七擒の戦略を実行することにしたんだって。そうしたら、その人は心から反省して、今ではおじいちゃんの店で真面目に働いているよ。
更生させるなんておじいちゃんやるわね。
七縦七擒(しちしょうしちきん)の例文
- 七縦七擒の策略で、敵のリーダーを味方にし、紛争を鎮静化しました。
- わざと逃がし、また捕え、七縦七擒の戦略で相手の戦意を奪い勝利しました。
- あの手を付けられないほどのやんちゃな健太くんをどうやって大人しくさせたのかを聞いたら、七縦七擒の戦術で心服させたそうです。
- 健太くんは、七縦七擒の戦術で敵を降伏させたそうだが、気の長い話だ。
- 七縦七擒の戦略で、敵を降伏させ、長い戦いにピリオドを打つことが出来ました。