【四字熟語】
舐犢之愛
【読み方】
しとくのあい
【意味】
親が子をむやみに愛すること。
【語源・由来】
「舐」はなめるという意味。「犢」は牛の子。
【典拠・出典】
『後漢書』「楊彪伝」
【類義語】
・老牛舐犢(ろうぎゅうしとく)
舐犢之愛(しとくのあい)の使い方
健太くん、今日はやけにぷりぷりしているわね。どうしたの?何か嫌なことでもあったの?
昨日、母さんと喧嘩をしたんだ。絶対許さないんだから。
健太くんは、舐犢之愛で育って、今までお母さんからいろんなことを許されてきたのに、健太くんは一度の喧嘩を許さないの?
それもそうだよね。家に帰ったら母さんに謝るよ。
舐犢之愛(しとくのあい)の例文
- ともこちゃんは舐犢之愛で育ったから、家事を一切やったことが無くて、全然できないんだ。
- 舐犢之愛を示すだけでは、子供はわがままな子に育つ可能性があります。
- 舐犢之愛の中で育てられた健太くんは、人を疑うことを知りません。
- ともこちゃんは、両親の舐犢之愛の中で育ったので心優しい子です。
- 僕の母さんは獅子の子落としを実践するような親だったので、舐犢之愛で育った子がうらやましい。