【四字熟語】
射石飲羽
【読み方】
しゃせきいんう
【意味】
精神を集中して必死の思いで事にのぞめば、どんな困難なことでもできるということ。
【語源・由来】
「射石」は矢で石を射ること。「飲羽」は矢の羽の部分まで深くつきささるという意味。中国楚の熊渠子が、暗闇の中にうずくまっているものがいたのでこれを虎だと思って力の限り弓を引いて矢を射た。そばに寄ってみるとそれは大きな石で、矢はその羽根のあたりまで石につきささっていたという故事から。
【典拠・出典】
『韓詩外伝』「六」
【類義語】
・一念通天(いちねんつうてん)
・精神一到(せいしんいっとう)
射石飲羽(しゃせきいんう)の使い方
またテストで0点をとったよ。僕には勉強は向いていないんだ。
射石飲羽の気持ちでがんばれば100点を取ることだってできるわよ。
本当かなあ。
本当よ。早速図書館にいって勉強しましょうよ。
射石飲羽(しゃせきいんう)の例文
- 模試でC判定だったけれども、射石飲羽の思いで勉強をすれば合格できると信じています。
- 射石飲羽の心で練習を積んだから、優勝旗を手にすることができました。
- あきらめたらそこで終わりだよ、射石飲羽の思いで努力すればなんでもつかむことができるよ。
- 射石飲羽の気持ちでがんばったら、ともこちゃんに勝つことができました。
- 大願成就!射石飲羽の思いで死に物狂いでがんばったからだ。