【四字熟語】
寂光浄土
【読み方】
じゃっこうじょうど
【意味】
仏の住んでいる世界。また、仏道に励んで究極の悟りに達した境界のこと。
【語源・由来】
「寂」は真理の静寂、「光」は真知の光照。「浄土」は汚れのない国。
【典拠・出典】
『浄名経疏』
【類義語】
・安楽浄土(あんらくじょうど)
・九品浄土(くほんじょうど)
・極楽浄土(ごくらくじょうど)
・十万億土(じゅうまんおくど)
・西方浄土(さいほうじょうど)
寂光浄土(じゃっこうじょうど)の使い方
死んだあとは寂光浄土に行くと思えば、死ぬことは怖くないね。
何を言っているの?健太くんは、自分が寂光浄土に行けると思っているの?
思っているけど、どうしたの?
テストでいつも0点をとってお母さんを泣かせている人が、寂光浄土に行けるわけがないじゃないの。もっと修行を積んでからよ。
寂光浄土(じゃっこうじょうど)の例文
- 寂光浄土の極楽は、さぞ美しいところなのでしょうね。
- 浄土宗では、念仏を唱えれば、寂光浄土に行けると教えています。
- あらゆる煩悩から解放されれば、寂光浄土に行くことができると信じています。
- 寂光浄土に行くために、毎年除夜の鐘を鳴らし続けています。
- 寂光浄土は真理の光が満ちている世界で、まだまだ未熟な僕には足を踏み入れることができない世界です。