【四字熟語】
出処進退
【読み方】
しゅっしょしんたい
日本漢字能力検定
5級【意味】
その職にとどまっていることと、辞めて退くこと。
身のふり方や、身の処し方のこと。
【語源・由来】
世に出て仕えることと、退いて民間にあることもいう。
仕官と在野。
「出」とは、官につかず家にいるということ。
【類義語】
・進退出処(しんたいしゅっしょ)
・進退去就(しんたいきょしゅう)
・用行舎蔵(ようこうしゃぞう)
【英語訳】
one’s course of action; deciding what to do with oneself, whether staying in the present position or leaving it
出処進退(しゅっしょしんたい)の使い方

昨日、叔父さんがうちに遊びに来たんだ。

健太くんの叔父さんは、お仕事がとても忙しいんじゃなかったかしら。

そうなんだ。お父さんに仕事のことについて、相談に来たみたいだったよ。

出処進退に悩んでいるのかもしれないわね。
出処進退(しゅっしょしんたい)の例文
- これからどうするのか、ひとりひとりじっくり出処進退について考えてくれたまえ。
- どうしても今すぐに、出処進退について明言する必要があるのでしょうか。簡単には答えを出すことはできません。
- どうやら弟は出処進退について悩んでいるようだ。ぼくの経験で良ければ、少し話をしようか。
- 先輩が出処進退について悩んでいたなんて、全く知らなかった。
- せっかくの職を退いてしまうなんてもったいないと言われても、この出処進退に後悔はない。
まとめ
出処進退というように、その職にとどまることや、辞めること、また身のふり方について考えたり悩んだりすることが、あるのではないでしょうか。
しかし、どのような答えを出しても、後悔しないで過ごしたいものですね。