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出処進退【しゅっしょしんたい】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

出処進退

出処進退の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)

意味

【四字熟語】
出処進退

【読み方】
しゅっしょしんたい

【意味】
その職にとどまっていることと、辞めて退くこと。身のふり方や、身の処し方のこと。

四字熟語の博士
「出処進退」という四字熟語は、自分が今の地位や役職を続けるべきか、それとも辞めて新たな道に進むべきか、そういった選択をはっきりさせることを指すんだ。
役人として働き続けるか、それとも役人を辞めて民間に戻るかという意味があるんだよ。
助手ねこ
なるほどぉ、それはつまり、「今の仕事を続けるか、辞めて別の道に進むか、はっきりさせる」ってことなんやな。
政府の役人として働き続けるか、それとも仕事をやめて普通の人に戻るか、っていう選択をするっていうんやな。
これは、「自分の道を選ぶ大切さ」を教えてくれる言葉やな。

【語源・由来】
世に出て仕えることと、退いて民間にあることもいう。仕官と在野。「出」とは、官につかず家にいるということ。

【典拠・出典】
王安石「祭欧陽文忠公文」

【類義語】
・進退出処(しんたいしゅっしょ)
・進退去就(しんたいきょしゅう)
用行舎蔵(ようこうしゃぞう)

【英語訳】
one’s course of action; deciding what to do with oneself, whether staying in the present position or leaving it

出処進退(しゅっしょしんたい)の解説

カンタン!解説
解説

「出処進退」っていうのは、どうやって自分の立ち位置を決めるか、つまり、自分がどう動くかを表すんだ。これは、仕事や学校で、そのまま続けるか、やめてしまうかという意味でも使うよ。また、自分がどう活動するか、つまり、社会に出て何かをするか、それとも家で過ごすかという意味でも使われるんだ。

「出」っていうのは、社会に出て何かをすること。「処」っていうのは、特に何もせずに家で過ごすことを言うんだ。だから、「出処進退」は自分がどう動くか、どう活動するかを決めることを意味するんだよ。

例えば、「出処進退を明らかにする」って言ったら、自分がどう行動するか、どう決めるかをはっきりと決めて、それを人々に伝えるという意味になるんだよ。

出処進退(しゅっしょしんたい)の使い方

健太
昨日、叔父さんがうちに遊びに来たんだ。
ともこ
健太くんの叔父さんは、お仕事がとても忙しいんじゃなかったかしら。
健太
そうなんだ。お父さんに仕事のことについて、相談に来たみたいだったよ。
ともこ
出処進退に悩んでいるのかもしれないわね。

出処進退(しゅっしょしんたい)の例文

例文
  1. これからどうするのか、ひとりひとりじっくり出処進退について考えてくれたまえ。
  2. どうしても今すぐに、出処進退について明言する必要があるのでしょうか。簡単には答えを出すことはできません。
  3. どうやら弟は出処進退について悩んでいるようだ。ぼくの経験で良ければ、少し話をしようか。
  4. 先輩が出処進退について悩んでいたなんて、全く知らなかった。
  5. せっかくの職を退いてしまうなんてもったいないと言われても、この出処進退に後悔はない。

出処進退の文学作品などの用例

  1. 征夷せいい大将軍の職につくべきものは、出処進退とも常に公明正大を期すべきである。<子母沢寛・勝海舟>

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