【四字熟語】
衆寡不敵
【読み方】
しゅうかふてき
【意味】
少数は多数にかなわない。戦争の勝負では人数が多いほうが有利であるということ。
【語源・由来】
「衆」は多数、「寡」は少数という意味。「不敵」は敵対できないという意味。
【典拠・出典】
『三国志』「魏志・張範伝」
衆寡不敵(しゅうかふてき)の使い方
健太くん。サッカーの試合の結果はどうなったの?
負けてしまったんだ。僕のチームの選手が一人、けがで出場することができなかったから、衆寡不敵だよ。11対10じゃ、どうがんばっても勝てないよ。
健太くんが二人分がんばればよかったじゃない。
僕に二人ディフェンスが付いたらもう無理だよ。
衆寡不敵(しゅうかふてき)の例文
- 相手は大勢で来るだろう、衆寡不敵だから、もっと仲間を集めよう。
- このままでは衆寡不敵、多勢に無勢、けが人が出るだけです。
- 衆寡不敵、負けは目に見えています。
- 相手にわが軍は少数だと思わせ、衆寡不敵と油断させておいて、後ろから別部隊が攻め込む作戦です。
- 衆寡不敵というけれども、わが軍には健太くんがいて、彼は百人力だから何とかなるんじゃないか。