【四字熟語】
戢鱗潜翼
【読み方】
しゅうりんせんよく
「鱗を戢(おさ)め翼(よく)を潜(ひそ)む」とも読む。
【意味】
志を抱いて時機の到来をじっと待つたとえ。
【語源・由来】
「戢」はおさめるという意味で、「戢鱗」は竜がうろこをつぼめてじっとしていること、「潜翼」は鳥が羽をすぼめてじっとしているという意味。
【典拠・出典】
『晋書』「宣帝記」
【類義語】
・雌伏雄飛(しふくゆうひ)
戢鱗潜翼(しゅうりんせんよく)の使い方
ともこちゃん。やっとレギュラーメンバーとして試合に出場することができる日がやってきたよ。
戢鱗潜翼して、毎日コツコツ練習を積んできた甲斐があったわね。
そうなんだよ。あきらめないで、こっそり練習していてよかった。
絶対勝ってきてね。
戢鱗潜翼(しゅうりんせんよく)の例文
- 健太くんは、戢鱗潜翼しているだけで、出世をあきらめているわけではありません。
- 抜け目のないともこちゃんは、戢鱗潜翼して、虎視眈々と天下を取るチャンスを狙っていました。
- この曲は結構前に完成していたのですが、戢鱗潜翼して、発表する時期を待っていたんですよ。
- 時代が僕に追いつくまで戢鱗潜翼していました。
- 長い間、戢鱗潜翼していたけれども、ようやく僕にもチャンスが巡ってきました。