【四字熟語】
珠襦玉匣
【読み方】
しゅじゅぎょっこう
【意味】
美しいもののたとえ。黄金の糸で珠玉を縫い合わせて作った短衣と玉を飾りつけた美しい箱の意味。昔、帝王や諸侯など高貴な人の死を送るのに用いた。
【語源・由来】
「襦」は腰までの短い衣服。「匣」は箱。
【典拠・出典】
『文選』任昉「為范尚書譲吏部封侯第一表」
珠襦玉匣(しゅじゅぎょっこう)の使い方
ともこちゃん。その首につけているネックレス、珠襦玉匣だねえ。
おばあちゃんがくれたのよ。若いころおじいちゃんにもらった思い出の品なんですって。
へえ。それはきっと高価なんだろうね。
家が一軒買えるくらいの価格らしいわよ。すごいわよね。
珠襦玉匣(しゅじゅぎょっこう)の例文
- その珠襦玉匣な箱に入っているのは、きっととても貴重なものなんでしょうね。
- 百貨店の宝石店には、珠襦玉匣、キラキラ輝いている宝石がたくさん売っていました。
- 珠襦玉匣ばかりで目移りしてしまいます。
- 王様の墓の中には、かつて、珠襦玉匣の宝物が数多くおさめられていたそうです。
- 小さいころから、珠襦玉匣や本物だけを見て育ったので、良いものを見る目には自信があります。