【四字熟語】
出将入相
【読み方】
しゅっしょうにゅうしょう
「出でては将、入りては相」とも読む。
【意味】
文武の才を兼ね備えた人物のたとえ。朝廷から出れば将軍として軍を指揮し、朝廷の中にいれば宰相として力を発揮する。
【典拠・出典】
『旧唐書』「李徳裕伝」
出将入相(しゅっしょうにゅうしょう)の使い方
出将入相と言われるような人間は、日本にいたのかな?
真田昌幸は出将入相、智将として有名だったそうよ。
そんな優れた人でも天下を取ることはなかったのだから、天下を取るのはとても運がいい人だけなんだね。
運も才能のうちっていうからね。
出将入相(しゅっしょうにゅうしょう)の例文
- 黒田官兵衛は出将入相、「昔楠木、今竹中」とも呼ばれました。
- 出将入相で有名な太田道灌は、武将としても学者としても一流だったといわれています。
- 斎藤道三は出将入相、おのれの知恵だけで、油商人から武将までのぼりつめた強者です。
- 島津歳久はまさに出将入相で、始終の利害を察するの知計並び無くと評されています。
- 三本の矢で有名な毛利元就は出将入相、とても優れた策略家でした。