【四字熟語】
上行下効
【読み方】
じょうこうかこう
「上(かみ)行えば下(しも)効(なら)う」とも読む。
【意味】
上の者がすると、下の者がそれを見習うこと。
【語源・由来】
「効」はならう・まねるという意味。
【典拠・出典】
『旧唐書』「賈曾伝」
【類義語】
・上行下従(じょうこうかじゅう)
上行下効(じょうこうかこう)の使い方
空手部の後輩たちが熱心に練習をしようとしないんだけれども、どうすればいいのかな?
上行下効、先輩である健太くんがやる気を態度で示せばいいのよ。
そっかあ。なんだかんだ理由を付けて、僕たち上級生がさぼっていたから真似をしたんだね。
そうよ。良い手本でいることが、先輩の義務なのよ。
上行下効(じょうこうかこう)の例文
- 親が片付けをしてみせれば、上行下効、子供も自然と片付けができる子になります。
- 上行下効の模範となることができるよう先輩となった今、努力を怠りません。
- よく上行下効といいますが、家で親の私が勉強をしているから、子供たちは率先して勉強をし、優秀な成績をおさめているんだと思います。
- 弟子は、上行下効というように、先輩の背中を見て育ちます。
- 健太くんがしっかりすれば、上行下効、弟も見習ってしっかりするでしょう。