【四字熟語】
漿酒霍肉
【読み方】
しょうしゅかくにく
「酒を漿(しょう)とし肉を霍(かく)とす」とも読む。
【意味】
非常にぜいたくなことのたとえ。酒を水のように肉を豆の葉のようにみるという意味。
【語源・由来】
「漿」は沸かして冷ました水。また、こんず(酢の一種)。「霍」は豆の葉で、賤しい人の食べ物。
【典拠・出典】
『漢書』「鮑宣伝」
【類義語】
・食前方丈(しょくぜんほうじょう)
【対義語】
・一汁一菜(いちじゅういっさい)
・糟糠不飽(そうこうふほう)
・箪食瓢飲(たんしひょういん)
漿酒霍肉(しょうしゅかくにく)の使い方
マリーアントワネットは、市民が毎日、野菜が少し浮かんだ薄いスープを食べているというのに漿酒霍肉な生活をしていたんだよね。
そうなのよ。為政者として、もっと市民の生活に目を向けるべきだったわよね。
国の財政が足りないなら税金を上げればいいって、なんだか今の日本みたいだね。
確かにそうね。革命が起きないか心配だわ。
漿酒霍肉(しょうしゅかくにく)の例文
- 血のにじむような努力をして、漿酒霍肉の暮らしを手に入れました。
- 晩さん会で出された食事は、漿酒霍肉、とても贅を尽くしたものでした。
- 歩ける距離なのに、タクシーで買い物に行くなんて、ともこちゃんは漿酒霍肉な暮らしをしているんだね。
- 彼の漿酒霍肉の生活の陰で、どれだけの人たちが泣いていることか。
- 漿酒霍肉のパーティーが連日連夜催されました。